間伐材を利用した工事(1)−パネル柵−
間伐は形質的に劣る木、つまり曲がったりしていて将来良い材木になる見込みの無い木を間引くことですから、間伐材は曲がったものが多く、工事などで広く使うには難しいものがありました。
そこで間伐材に丸棒加工を施し、6本を1セットにパネル状に組み上げたのがパネル柵です。
パネルをすえつけ、木杭を打ち込み連結すれば、簡便に木柵が出来上がります。

パネル柵を施工するとこうなります。
施工後、一冬越した状態です。表土の移動が抑制され、植生の生育状況も概ね良好です。
(1997.5. 撮影)

施工後4年を経過した状態です。植栽したヤマハンノキが立派に成育しています。
表土も安定しています。
(2000.7. 撮影)

パネル柵の端末処理です。
パネル柵を斜面に平行に設置すると排水管との取り付けで隙間が空き、土砂の不安定化を招きますが、こうすれば全てパネル柵で抑えられ安定します。

これは失敗例。
ちょっとした気配りで施工結果は、かなり変わります。
(2001/11/07)